インターン報告 (富山大学工学部・芹川裕加さん)

富山大学工学部  芹川裕加


環境負荷度を調べるにあたって100個以上のサンプルを行う予定だと伺ったときは、世の中に紙で出来ているものが、
そんなにたくさんあることに驚きました。
そしてこの実験を行い、それら全てを一緒に再生にまわしても、再生効率を下げることになるだろうと実感させられました。
なぜなら、同じように離解作業を行っても、すぐに離解されるもの、ジュースのパック(1Lサイズ)のように一部が離解されないもの、
合成紙(ユポ)のように全く離解されないもの、があったからです。

今回の実験で高い歩留まりが得られたのは、上質紙それも再生紙を使用したものでした。
この上質紙は、たとえ両面印刷が行われていたとしても他のサンプルに比べて、
手触りなどから特別な加工がされているとは思えませんでした。
そのため高い歩留まりという結果には納得がいきました。
現在、学校や会社などで毎日多くの上質紙が出されていると思いますので、この結果は嬉しい限りです。
また、汗をかきながら必死にサンプルの大きなに切断した紙紐は、水につけるとふやけてきました。
その結果、歩留まりが高くなったので、紙をリサイクルに出す時はビニール紐などで結ぶのではなく、
紙紐を私用することが良いことなのだと証明されたように思いました。

しかし、私の期待に反して低い歩留まりだったのが、障子紙です。
書道用紙と似たような紙だと思っていたので、高い歩留まりを期待していました。
けれども、障子紙は敗れにくいように表面をつるつるに加工してあるのか、スクリーンをかけたときに泡立ちが起こり、
離解されずに異物として残るものがありました。
実際にその紙が果たす役目によって、 いろいろな加工を行っていることがよく分かりました。
そして、紙を再生に出す時は最制限の分別が必要なのだと思いました。

 ジュースパックの離解後    障子紙の異物


分析の流れ

分析手順



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